cvitamin’s blog

感じるままに

気づけば

初めてこのブログを書いてからもうすぐ1年になる。

初めて書いたときには、興味を持ってから1年たった時なので、2年が経とうとしている今、

その興味は残念ながら長続きしなかった。今は、衰退気味です。

彼らの新しいアルバムの情報をみたとき、曲を視聴したときに、まったくワクワクしなかった。

でも、最新のシングルのバラードは良い歌だった。

うーん、低年齢向けといいますか、より自分のイメージの中でジャニーズアイドルっぽさが強くなっているというか、ジャニーズアイドルじゃないと歌わないような、ファンでなければあえて聞こうともしないだろう感じのうたが多い印象で、、、

そして何よりも、自分はいわゆる”顔ファン”だったようで、今のルックスは、アラサーそのものなので、人間としては深みが出ているのかもしれないのだけれど、やはりキラキラオーラを纏っていてこそスターというのが自分の中にあったようで、いまはそのオーラを感じることができず、自分の関心も怖いほどになくなっていってます。

でも、それでも、良い歌は変わらず良い歌で、彼ら自身への興味を失っているいまでも、聞く歌と、スキップする歌があります。そういうところで、本当にその歌が好きなのか、彼らが歌っているから好きなのか、が見えてくるなぁと思った。学生のときには定期的にレンタルショップにいって、流行りのうたを片っ端から借りるなかに、流行歌としてアイドルソングがあったこともあったし、ブームになっていたころはその波にのってアルバムを借りていたこともあったけど、そのグループに特別に興味があって歌を集めたのはこれが初めてだったので、ここで自分に作品が好きだったものとそういうわけではなかったものがはっきりした気がした。

で、最新のアルバムには、そういうわけではないもの、の方が多そうなイメージなので、購入はせずレンタルして様子をみることにしている。

 

普段、全形態をそろえるような買い方もしないのでどうでもいいといえばいいんだけど、宣伝動画でみただけなので全貌は知らないけど、一部からだけでも、特典映像のやらせた感も受け付けなくて・・・。

売上が落ちていて危機的だから、とりあえずこの2人を隣におけばっていうふうに見えてしまうのがどうもね。。この界隈のアイドルに特有なのかわからないけど、昔は仲良く喋っていたのに、思春期に入ったのか喧嘩をしたのか何かが気に食わないのか、突然距離を起きだすシンメやコンビというのが注目されがちということを学んだ。そして他のコンビにはない距離感が、2人のパフォーマンスのときの圧倒的な存在感につながっているのか、それとも、圧倒的な存在感があるからこそその2人がどこかでライバル意識をもってそういう距離感になってしまうのかはわからないけれど、とにかくそういう不思議な魅力を自分も感じてはいる。でも、物理的にくっついたり、本音と銘打って台本みえみえの芝居をしたり、そういうのは求めていないから、まったく惹かれなかった。それに、もう年齢も年齢だし、いつからそうなっているのかはっきりわからないけど、画面を通しても感じる距離感を、演出しているならともかく、現実問題距離がある関係なら、ビジネスパートナーとしてお互いに距離を縮める努力をしているべきなんじゃないかと思うし、それが無理ならば、仕事の関係と割りきって過ごしてます、とお互いに開き直ってるころなんじゃないかという気がする。人間だれしも理解できない相手がいると思うけれど・・・本当に距離がひらいたままの関係をその時のままろくに口も聞かずに10年近くほっといているなら、グループとしては危ういことじゃないかなと思う。家族みたいなものだから、とはいうけど、口に出さないで伝えられることには限界があるんじゃないのかなぁとかね。。本当のところはわからないけど、どこかのグループみたいにならないといいけどな・・・男性はまた違う感覚があるのかな、、、自分には全く関係のないことだけど、とにかくカメラの回っているところでの表面的だけの本音トークを商品化するところには汚いなぁというマイナスイメージが拭えなかった。

タレントの本当の性格なんてわからないけど、タレント同士の関係は、そのやりとりを画面を通しても少しはわかるもんなんだなぁって彼らを見ていて思ったわ。。。すべてを芝居で固めれば嘘を上手につける人もいるだろうけど、見た感じあまり嘘をつけなそうな人たちなら一層のこと。

だから、いつのまにか、画面越しにみる2人の関係、なんか変わった?ってファンたちが思った頃に、実は久しぶりにご飯にいっていたっていうようなことがしばらく経ってから自然に発覚するのが一番ファンがよろこぶんじゃないかなと思った。。。

 

逆に、ここで、最終兵器的に、この2人の本音トークを入れたことで、この先どうしていくつもりなのかなって思っちゃった。本当に距離が縮まっていっているならいいけど、この先も開いたままの距離だったら、あの本音トークは芝居ということになるし、友情だとか仲直りだとか飛び交うテーマが寒いってことになっちゃわないといいけどね・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そうして、パフォーマンスに魅力を感じた私がライブのDVDを見て、それは驚いた

今までライブ経験はそんなにないけれど、歌を歌ってちょっと喋って終わり、それがライブだと思ってた

なのに、あの会場一体がステージみたいな、上から釣られたり、照明や花火やら、これが彼らのスタイルなのか!!と本当に驚いた

そして極めつけは、動く箱に乗ったアイドルが手を振ったりいわゆるファンサービスをしまくる時間。

ロッコというらしいです。

初め、かっこよく歌ってダンスしているところを見たかったので、この時間必要?と思ったけど、

そこにいるファンの方には不可欠な時間なんだろうと思った

今でも、ファンサービスの時間よりも、ステージや外周で歌・ダンスを見せておくれーと思う自分はまだまだなんだと思います。

いつか、行ってみたいけれど、きっと周りの熱量にやられて恐怖を感じてしまいそうです。弱気。

 

だからこそ、DVDでは、やる気のあるメンバーだけが写っててほしい

踊りもできないというかやる気がないのは辞めてほしい

アイドルとしてやると決めたなら、それを職業としてやり切ってもらいたいです

踊りもうまくなろうという気がないなら辞めて構わない

社会人として、ココ一番という仕事の時に集中しないのは、かっこわるいと思うから。

まだ自分のなかでのブームは終わっていない。もちろん画面を通して見るだけ、イヤフォンで歌声を聞くだけのファンだけれども。

 

そもそも、私はその事務所のほかのタレントをあまりにも知らない。もちろん顔と名前はわかる。

でも、あんなアイドルアイドルした衣装をきて、かっこつけて、ださい(すみません)歌を歌って、恥ずかしくないのか、などと思っていました…でもきっとあの人たちは、自分のことをかっこいいと思っているから平気なんだろうな、歌詞は恥ずかしいような歌でも、自分に自信があれば、自分に酔ったようなパフォーマンスができるもんなんだろうな、って多分思っていました。

まぁここまで深くタレントのことを考えたことすらなかったので、今から考えたら、、の後付の想像ですが。

でも今は、逆にそのいわゆる”アイドルソング”をパフォーマンスとして、仕事として一生懸命、同世代の、元々は普通だったであろう人が魅せているというのが、応援したくなる心理なのかもしれない。自分が小さい頃は、職業としてアイドルをしている、っていう見方はおそらくしていなかった。

働くようになって、職業として、自分の仕事として、アイドルをとらえて、アイドルをしている。だから、顔がきれいな、歌が歌えない、踊りが出来ない人よりも、パフォーマンス能力の高い人のほうに魅力を感じるのかもしれない。不思議なことに、初めは雰囲気、声や話し方がいいなと思って、見てから、顔もパフォーマンスも全部かっこよく見えてきた。まぁ元々鼻のきれいな顔が男女問わず好きというのはあるけれど

元々は普通の人、というのは、失礼な話で、でも、あのアイドルたちはどこかで普通の人な感覚を持っているような感じがテレビから伝わってくるような気がする。10代でデビューしていたら、また違った感覚なんじゃないかと思うけど。でもわからない。デビュー前が世の中からどんな扱いを受けるのか、私は知らない。感覚でいうと芸能人の卵みたいな?でもほとんどの芸能人は自分のことを芸能人だとは認識できないけど、ファンからしたら立派なスター、みたいなそんな感じだろうか。

そんなところも、決して身近ではないのに身近に感じてしまう不思議さなのかもと思う。

 

 

 

先日の番組は、1回目は彼らの素直な反応を楽しんだけれど、反芻するうちに、特に2人目は辛そうで可哀想だった。苦手とわかっているものを強要するのは、アルコールハラスメントと同じでは?そして1人目も、何とかしてこれは進むべき道でないよと示唆したくともしきれないコメントをしていて、まるで自分の上司がいけないことをしていても、ハッキリとは言えずに、ダメだとわかりながら、自分の心とは裏腹に苦しみながらも従ってしまう部下(いけない企業体質)のようにみえて、社会の縮図を表しているようだった。面白いというか皮肉というか。社会に出ていない、若い子の目にはどう映るんだろう?見れば見るほど、初見の楽しめた感覚が消えていってしまった。彼の出る番組は、パワークレイジーな感じが前面にでているものが多くて、嫌気がさしてしまうことも多いので、あまり全面的に関わってほしくないなと思ってしまう。

一度ハマってしまったら、もうあとはどんどんと引きこまれていくだけ。

こんな自分の一面に戸惑いを隠せなかった。まさかここまできて、アイドルにはまるなんて。

 

そんな自分へのためらいはさておき、今までの歌を聞くにつれ、デビュー前の歌も聞くにつれ、このグループのなかにいる歌唱力の高い2人の声がすごく合っていて、そしてファンの人たちの中でもこの2人は特別なふうに捉えられていることを知った。こんな少しかじったような新参者ですら感じるこの2人の声の特別感。歌唱力の高さ。ハモリのきれいさ。歌声の掛け合いの安心感。上手さの安定感。それが曲のクオリティを明らかに上げていると感じる。声に表情があるというか、素人の自分にすら伝わる、声にこもった感情。この二人とは、前の記事に学生時代にどこかのメディアで見かけてうっすら記憶していた二人であった。デビュー前はツートップとしてグループをひっぱってきた存在、ということを知った。

 

これは個人的な好みでしかないのかもしれないけれど、この2人のメインボーカル体制は変えてほしくないな、と思う。新しいほうから古いほうへ聞いていっても、この2人の突出した声の魅力に気づくまでに長い時間はかからなかった。最近の曲では、歌割りに変化があるのは、こんな新参モノにでも明確に感じるところだけれど、新しいことをしないと飽きられるという思考からなのかわからないけれど、古くからあっても良きものは良きままのものもあるよ、と叫びたい衝動にすら駆られる。


続く

 


 

 

思い込みとそれが外れたこと

タイミングとしては、バラエティが見たい気分なときだった。ドラマのように話が続くものでなく、1回限りで何も考えず気楽に楽しみたい気分のときだったのだと思う。

それまで数年テレビから遠ざかっていたが、好きな女性タレントが出ているバラエティを検索し次々見ていたところ、その番組にたどり着いた。

番組名からジャニーズの番組だとわかった。私は学生時代も一度もジャニーズタレントにハマったことはないが、それでも周りの同級生にはファンは多かったし、当時デビューしたり人気だったりした人たちは人並み顔と名前が一致する。でもその人たちのあとの世代のことは知らず、若い子たちが大人数のグループでテレビに出てきているというくらいの認識でしかなかった。

そしてそのグループのことはほとんど知らなかった。でも、おそらくその学生時代に同級生がもっていたアイドル雑誌か音楽番組で見たことのある人が二人いた。今から思い返せば、バッチリ認識したわけではないが、曖昧な印象として、そのうちひとりは、当時はジャニーズジュニアだったが、意外と年が上であるというほのかな記憶と、もうひとりはジャニーズにしては珍しい雰囲気で、昔見ていたアイススケートのドラマにでていた歌舞伎俳優みたいな顔だちだなという印象をもったことをかすかに覚えていた。

一方で、上に、ジャニーズにしては珍しい雰囲気、と書いたが、当時私がジャニーズに対して持っていたイメージは、決して良い物ではなかった。お歌があまり上手じゃなくても、ダンスがあまり上手じゃなくてもテレビに出てくる、自分に自信のあるナルシストなチャラチャラ遊んでいる方たちという本当に申し訳ない勝手なイメージを持っていた。当時、担任の先生がとあるジャニーズグループのファンで、それを公言していたけど、理解できない・・と思っていたし、周りの同級生のファンの子たちの熱狂ぶりもすごいなぁと思っていただけで、影響を受けることは不思議なほどなかった。その番組にでていたグループも、名前は聞いたことがあったし、白いスーツで甘い言葉のはいった吐息のような歌を歌い踊っていることは知っていた。自分よりも相当若いんだろうと思っていたし、こんな歌、ダンスして恥ずかしくないのかな・・ナルシストじゃなきゃ出来ないわ、なんて思っていた。本当マイナスなイメージしかなくて、同グループファンの方から怒りを買ってしまいそうですが、過去のことなのでお許しいただきたい。。

でも、番組を見始めると、それが意外と面白くて、かっこいいシーンを自分たちで演じて順位付がされていくのに、皆作りこんだ感じがあまりなく、むしろちょっと普通すぎるような、等身大の男子たち、って言う感じがした。あれ?ジャニーズってこういう人たちもいるんだ・・と勝手に親しみがわいた。1位の子も、かっこつけた感じはなくて、自然で、ナルシストな感じがなくて、自分の持っていた思い込みが外れた感じがした。現代のよいところか悪いところか関連するものをどんどんおすすめされるがままに、色んな回を見ていった。数回みたあとには、私はもう大体常に1位をとるそのタレントのことが気になってきていたと思う。決定打は、歌を歌う回。ジャニーズのことをお歌がうまくない人たちだと思っていて本当にすみません、という感じだった。90年代の私の好きな曲調のうたをものすごく上手にかっこよく歌っていた。心を捉えられたとはこういうことだと思った。話しかたも声も見た目も。ジェットコースターの急降下の衝撃並みに掴まれて、その番組内の数分の映像を録音して通勤中ほかの音楽に混ぜて聞くまでに至った。自分が怖くなった。

そして、そのタレントにはまっていった私は、色々なことを調べ、ジャニーズにとってデビューというのが大きな節目になること、そのグループがデビューしていること、デビューまでに長い時間がかかっていること、グループ名の由来などの基本中の基本的な事項、そして意外にもグループ自体が似たような世代ということを知った。だからカラオケの選曲、どれも共感できるものばかりなのね。

あんなにかっこよく歌っているのに、その隙間のトークでは、ちょっと恥ずかしそうにしているところからも、いい意味で染まっていない感を感じた。大体いつも上位なのに、すかした感じやかっこつけた感じは全く受けなかった。その番組の終わりに、そのグループの歌が流れるが、その歌も色んな世代をターゲットにしたような所謂アイドルソングで今までなら聞かなかったような歌なのに、その歌に合わせて可愛い系の衣装をきて、可愛い系の振り付けをして、頑張って”アイドル”をしてます、という印象を受けて、なぜか同世代として応援したくなるような魅力があった。でも歌自体は耳に残り、そのタレントへの興味とそのグループへの好感度が上がっていくごとに、この歌は何と言う歌なんだろうとさらなるもっと知りたい願望が生まれていた。グループ名を入れてもなかなかその歌にヒットせず、正解にたどり着くまでにそのグループの今まで出してきた歌もいくつか聞いて、そのどれもが耳に残るので、もうここまで来たら、そのグループが気になっていないといったら完全に嘘になっていた。アイドルソングなんて。。って思っていたのに、そのアイドルソングにどっぷりはまりそうな自分がいた。デビュー曲は聞いたことがあったけど、このグループの歌だとは知らなかった。勝手に、バレーボールのテーマ曲かなにかだと思っていた。

また、勝手なイメージで、ジャニーズはそんなにガツガツダンスしない、と思っていたが、彼らは結構踊っている印象。かっこいいめな曲調にかっこいいダンス。もう贔屓目になっているので、歌がかっこいいのか、昔の私ならアイドルソングと一蹴していたのかわからないが、明るい歌だけでなく、こういう歌にこういうダンスも素敵だわ、と思うようになっていた。

ここまでくると、歌を聞くのみでなく、コンサート映像を見るところまで、私の興味は昇華されてしまった。アイドルのコンサートを見たことがなかった私はその規模と会場全体がエンターテイメントな感じに驚いた。数回歌手のコンサートに行って、前方のステージでのパフォーマンスを楽しむ時間=コンサートだと思っていたのに。上から落ちてきたり、ローラーでぐるぐる会場を回ったり、吊るされながら歌ったり、まさに目からうろこだった。そして極めつけは、トロッコと呼ばれる乗り物にのったタレントたちのファンサービスのための時間。なんだこれは。衝撃だった。手を振ったり、ポーズしたり、こういうのを「ファンサービス」と捉えられていることも初めて知った。かっこいいダンスを見ているほうがよくないのか?と感じる私は、本当のファンにはなれないんだと思う。もしくは、まだまだわかっていないあまちゃんなのかもしれない。

コンサートで見るそのタレントは、歌でも踊りでも自分の魅力を余すところなく全面に出していて、表情等パフォーマーなところにも惹かれた。

この時点では、グループ全体というよりは、このタレント一人への興味が大きかった。歌も、そのタレントの声が好きで、その人の歌割りを探していた。

番組でも、そのタレントのところにしか注目していなかったような節もあった。

 

とにもかくにも、こうして、私の長年の思い込みは案外簡単に外れていったわけである。

 

続く