cvitamin’s blog

感じるままに

先日の番組は、1回目は彼らの素直な反応を楽しんだけれど、反芻するうちに、特に2人目は辛そうで可哀想だった。苦手とわかっているものを強要するのは、アルコールハラスメントと同じでは?そして1人目も、何とかしてこれは進むべき道でないよと示唆したくともしきれないコメントをしていて、まるで自分の上司がいけないことをしていても、ハッキリとは言えずに、ダメだとわかりながら、自分の心とは裏腹に苦しみながらも従ってしまう部下(いけない企業体質)のようにみえて、社会の縮図を表しているようだった。面白いというか皮肉というか。社会に出ていない、若い子の目にはどう映るんだろう?見れば見るほど、初見の楽しめた感覚が消えていってしまった。彼の出る番組は、パワークレイジーな感じが前面にでているものが多くて、嫌気がさしてしまうことも多いので、あまり全面的に関わってほしくないなと思ってしまう。

一度ハマってしまったら、もうあとはどんどんと引きこまれていくだけ。

こんな自分の一面に戸惑いを隠せなかった。まさかここまできて、アイドルにはまるなんて。

 

そんな自分へのためらいはさておき、今までの歌を聞くにつれ、デビュー前の歌も聞くにつれ、このグループのなかにいる歌唱力の高い2人の声がすごく合っていて、そしてファンの人たちの中でもこの2人は特別なふうに捉えられていることを知った。こんな少しかじったような新参者ですら感じるこの2人の声の特別感。歌唱力の高さ。ハモリのきれいさ。歌声の掛け合いの安心感。上手さの安定感。それが曲のクオリティを明らかに上げていると感じる。声に表情があるというか、素人の自分にすら伝わる、声にこもった感情。この二人とは、前の記事に学生時代にどこかのメディアで見かけてうっすら記憶していた二人であった。デビュー前はツートップとしてグループをひっぱってきた存在、ということを知った。

 

これは個人的な好みでしかないのかもしれないけれど、この2人のメインボーカル体制は変えてほしくないな、と思う。新しいほうから古いほうへ聞いていっても、この2人の突出した声の魅力に気づくまでに長い時間はかからなかった。最近の曲では、歌割りに変化があるのは、こんな新参モノにでも明確に感じるところだけれど、新しいことをしないと飽きられるという思考からなのかわからないけれど、古くからあっても良きものは良きままのものもあるよ、と叫びたい衝動にすら駆られる。


続く

 


 

 

思い込みとそれが外れたこと

タイミングとしては、バラエティが見たい気分なときだった。ドラマのように話が続くものでなく、1回限りで何も考えず気楽に楽しみたい気分のときだったのだと思う。

それまで数年テレビから遠ざかっていたが、好きな女性タレントが出ているバラエティを検索し次々見ていたところ、その番組にたどり着いた。

番組名からジャニーズの番組だとわかった。私は学生時代も一度もジャニーズタレントにハマったことはないが、それでも周りの同級生にはファンは多かったし、当時デビューしたり人気だったりした人たちは人並み顔と名前が一致する。でもその人たちのあとの世代のことは知らず、若い子たちが大人数のグループでテレビに出てきているというくらいの認識でしかなかった。

そしてそのグループのことはほとんど知らなかった。でも、おそらくその学生時代に同級生がもっていたアイドル雑誌か音楽番組で見たことのある人が二人いた。今から思い返せば、バッチリ認識したわけではないが、曖昧な印象として、そのうちひとりは、当時はジャニーズジュニアだったが、意外と年が上であるというほのかな記憶と、もうひとりはジャニーズにしては珍しい雰囲気で、昔見ていたアイススケートのドラマにでていた歌舞伎俳優みたいな顔だちだなという印象をもったことをかすかに覚えていた。

一方で、上に、ジャニーズにしては珍しい雰囲気、と書いたが、当時私がジャニーズに対して持っていたイメージは、決して良い物ではなかった。お歌があまり上手じゃなくても、ダンスがあまり上手じゃなくてもテレビに出てくる、自分に自信のあるナルシストなチャラチャラ遊んでいる方たちという本当に申し訳ない勝手なイメージを持っていた。当時、担任の先生がとあるジャニーズグループのファンで、それを公言していたけど、理解できない・・と思っていたし、周りの同級生のファンの子たちの熱狂ぶりもすごいなぁと思っていただけで、影響を受けることは不思議なほどなかった。その番組にでていたグループも、名前は聞いたことがあったし、白いスーツで甘い言葉のはいった吐息のような歌を歌い踊っていることは知っていた。自分よりも相当若いんだろうと思っていたし、こんな歌、ダンスして恥ずかしくないのかな・・ナルシストじゃなきゃ出来ないわ、なんて思っていた。本当マイナスなイメージしかなくて、同グループファンの方から怒りを買ってしまいそうですが、過去のことなのでお許しいただきたい。。

でも、番組を見始めると、それが意外と面白くて、かっこいいシーンを自分たちで演じて順位付がされていくのに、皆作りこんだ感じがあまりなく、むしろちょっと普通すぎるような、等身大の男子たち、って言う感じがした。あれ?ジャニーズってこういう人たちもいるんだ・・と勝手に親しみがわいた。1位の子も、かっこつけた感じはなくて、自然で、ナルシストな感じがなくて、自分の持っていた思い込みが外れた感じがした。現代のよいところか悪いところか関連するものをどんどんおすすめされるがままに、色んな回を見ていった。数回みたあとには、私はもう大体常に1位をとるそのタレントのことが気になってきていたと思う。決定打は、歌を歌う回。ジャニーズのことをお歌がうまくない人たちだと思っていて本当にすみません、という感じだった。90年代の私の好きな曲調のうたをものすごく上手にかっこよく歌っていた。心を捉えられたとはこういうことだと思った。話しかたも声も見た目も。ジェットコースターの急降下の衝撃並みに掴まれて、その番組内の数分の映像を録音して通勤中ほかの音楽に混ぜて聞くまでに至った。自分が怖くなった。

そして、そのタレントにはまっていった私は、色々なことを調べ、ジャニーズにとってデビューというのが大きな節目になること、そのグループがデビューしていること、デビューまでに長い時間がかかっていること、グループ名の由来などの基本中の基本的な事項、そして意外にもグループ自体が似たような世代ということを知った。だからカラオケの選曲、どれも共感できるものばかりなのね。

あんなにかっこよく歌っているのに、その隙間のトークでは、ちょっと恥ずかしそうにしているところからも、いい意味で染まっていない感を感じた。大体いつも上位なのに、すかした感じやかっこつけた感じは全く受けなかった。その番組の終わりに、そのグループの歌が流れるが、その歌も色んな世代をターゲットにしたような所謂アイドルソングで今までなら聞かなかったような歌なのに、その歌に合わせて可愛い系の衣装をきて、可愛い系の振り付けをして、頑張って”アイドル”をしてます、という印象を受けて、なぜか同世代として応援したくなるような魅力があった。でも歌自体は耳に残り、そのタレントへの興味とそのグループへの好感度が上がっていくごとに、この歌は何と言う歌なんだろうとさらなるもっと知りたい願望が生まれていた。グループ名を入れてもなかなかその歌にヒットせず、正解にたどり着くまでにそのグループの今まで出してきた歌もいくつか聞いて、そのどれもが耳に残るので、もうここまで来たら、そのグループが気になっていないといったら完全に嘘になっていた。アイドルソングなんて。。って思っていたのに、そのアイドルソングにどっぷりはまりそうな自分がいた。デビュー曲は聞いたことがあったけど、このグループの歌だとは知らなかった。勝手に、バレーボールのテーマ曲かなにかだと思っていた。

また、勝手なイメージで、ジャニーズはそんなにガツガツダンスしない、と思っていたが、彼らは結構踊っている印象。かっこいいめな曲調にかっこいいダンス。もう贔屓目になっているので、歌がかっこいいのか、昔の私ならアイドルソングと一蹴していたのかわからないが、明るい歌だけでなく、こういう歌にこういうダンスも素敵だわ、と思うようになっていた。

ここまでくると、歌を聞くのみでなく、コンサート映像を見るところまで、私の興味は昇華されてしまった。アイドルのコンサートを見たことがなかった私はその規模と会場全体がエンターテイメントな感じに驚いた。数回歌手のコンサートに行って、前方のステージでのパフォーマンスを楽しむ時間=コンサートだと思っていたのに。上から落ちてきたり、ローラーでぐるぐる会場を回ったり、吊るされながら歌ったり、まさに目からうろこだった。そして極めつけは、トロッコと呼ばれる乗り物にのったタレントたちのファンサービスのための時間。なんだこれは。衝撃だった。手を振ったり、ポーズしたり、こういうのを「ファンサービス」と捉えられていることも初めて知った。かっこいいダンスを見ているほうがよくないのか?と感じる私は、本当のファンにはなれないんだと思う。もしくは、まだまだわかっていないあまちゃんなのかもしれない。

コンサートで見るそのタレントは、歌でも踊りでも自分の魅力を余すところなく全面に出していて、表情等パフォーマーなところにも惹かれた。

この時点では、グループ全体というよりは、このタレント一人への興味が大きかった。歌も、そのタレントの声が好きで、その人の歌割りを探していた。

番組でも、そのタレントのところにしか注目していなかったような節もあった。

 

とにもかくにも、こうして、私の長年の思い込みは案外簡単に外れていったわけである。

 

続く